■犬と猫どちらが賢い?

 よく「どちらが頭がいいか?」という話を聞きますが、人間の考える「頭の良さ」という視点では比較できるものではないですね。脳神経細胞は犬より猫の方が多いとの事。一般的にいうと「神経細胞の多い方がより頭の回転が利く」といいます。これは状況判断が素早く、対応力があることを意味します。猫は小動物で犬よりも天敵も多く、より本能で生きる動物だから神経細胞を発達させないと生きていけない。だから視力も犬より良い。視力が良いということは神経細胞が発達する上で大切な条件です。
 猫は本来、単独で狩りをする一匹オオカミ的存在。誰の力も借りずにすべて自分1人で切り盛りして生きていかなければならないので、より神経を行き届かせなくてはならないのです。一方犬は猫より体が大きいので天敵にそう心配することはない分、周囲に対する配慮は猫ほどではない。本来群れを成し、群れで狩りをする協力、且つ他力本願的タイプ。視力も協同で狩りをする程度あれば良い。その分、猫より嗅覚が発達している利点を狩りに活かしています。
 犬と猫・・複雑なことを記憶する能力は犬が上。学習力は猫が上だけど、犬は学習したことを持続していくことができるのです。だからトレーニングすると介助犬や救護犬になれる。猫は一度の経験を瞬時に学習するが、それはその体験が自分にとって有利か不利かを直感的に判断するということ。記憶の持続力があまりないので同居猫と10日離れたら次に会った時は初対面と同様・・同居猫の臭いを忘れてしまつて威嚇しまくる傾向にあります。もちろんそうでない猫もいますが、それは縄張り意識の強弱に左右されるようです。他の猫と喧嘩しない猫は縄張り意識が低い、ということです。そして自分の弱さを自覚している場合もあります。
また、犬の方がより人間に近い感情を持っているようです。だから犬には躾が必要なのです。人間も躾をきちんとしていない子供には手をやく・・それは犬も同じですね。猫は本能的に生きているので躾は必要なし・・というか複雑な躾は無理かも。ただひたすら我が道を行く・・。
 犬と猫どちらが頭が良いか?・・という判断は必要ないと思いますが、犬と猫どちらを飼うか迷っている方は犬と猫の基本的資質を理解した上で、且つ自分の性格上どちらが合うか・・・という視点で決めることも必要だと思います。でも飼ってしまえばどちらも可愛いですよね。「犬派だったけど猫を飼ったら猫派に転じました」ということもよく聞きますが、それは犬と比べて猫の神経細胞の多さの違いによる行動の多様さが新鮮に映るのではないでしょうか・・私もそうでした 


■毎日声がけするとペットはより人間の言葉を理解する

150719_0747~01 食事の間 150719_0749~03
                             声がかかるのをひたすら待つ・・

150719_0748~01 「メリー・・ご飯?」
150719_0749~01  150719_0749~02
「待ってました」自分の気持ちがわかってもらえて
ご飯をもらえると思ってワクワク!!舌を出すのはご飯という言葉を理解して「食べたい」という意思の表れ。
150719_0744~01 「ご飯じゃないのね・・」
ただ、画像を撮るために声がけされたと知ってガッカリ・・これはより人間に近いからできる感情の示し方ですね。これが猫だともらえるまでしつこく要求します。自己主張は猫の方が強いです。
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引用

 カリスマドッグトレーナーからのアドバイス

これまで猫の保護の合間に必要に迫られて犬の保護も行ってきましたが、犬は躾が大切と痛感しております。とは言うものの、長年わがままに育てられてきた犬や虐待を受けてきた犬、何も躾られていない犬等など・・猫より手が掛かるのと吠えた時のご近所迷惑を考えると猫よりも大変です。度々のクレームに夜中に物置であやすことも・・・。
そこで参考にしたのが、アメリカのカリスマドッグトレーナーの番組でした。皆様も是非参考にして下さい。
但し、犬によっては効果のない場合もありますのでご了承下さい。


150428_0809~01 ポメ画像 004
 かつての保護犬パール(左)と花子(右)

 犬の躾に関して他に情報をお持ちの方は下記まで是非ご紹介下さい。
    (携帯で撮った愛犬の写真なども)   

  cats7-1dog@cosmos.ocn.ne.jp
 

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知人の大工さんから「チワワいるんだけど・・」と連絡があり、行ってみると大型犬用の大袋のフードを与えられ、散歩もなく煙草のヤニで毛はベタベタ・・私に売りたいのは見え見えでした。転売目的で北海道のフリーダーから格安で連れてきたようです。「血統書付きだよ」と言うものの、6歳という年齢に欲しい人を探すのは無理と返答し帰宅しました。
しばらくして面倒見切れなくなったようで再び連絡が・・里親を探すということで我が家で預かることになり、現在に至っています。
メリーはこのまま我が家で最期まで。その後大工さんは当てが外れたのが悔しいのか「血統書付きのチワワをただでもらう人いねぇーべなぁー」と。

■ 犬の躾のポイント

犬は飼い主の不安や緊張を感じ取り、それに見合った行動をとる。犬の問題行動は飼い主から出されるエネルギーが原因。動物のほうが人間より精神が安定している。躾のコツは言葉の指示よりも飼い主の感情。飼い主の身体を使って毅然と犬と向き合うことが大切。躾は人間流のやり方ではなく、動物流に行う。人間が犬のサインに気付くことが大切で、問題行動を起こそうとする瞬間が躾のタイミング。躾をすることで犬は飼い主がどうして欲しいのかわかる。
(ドッグトレーナーの言葉)

★環境が変わったばかりの犬は不安で一杯。「愛情過多、キスや抱っこ、一緒に寝る」などはダメ。まず、従順さを身に付けさせることが大切。リーダーを教えることで犬は安心する。
★飼い主や客の膝に乗る行為は甘えではなく、「支配したい」という気持ち。なので膝に乗せる行為もダメ。膝から降ろしてリラックスさせることで自分の順位をわきまえる。
★興奮、怖がっている犬に頭上からのアプローチは威圧的なのでダメ。横から徐々に距離を縮めていくようにする。⇒信頼関係を築くことにつながる。
★ストレスを感じている時や否定的な躾(してはいけない事)を教えている時は名前を呼ばない。名前を呼ぶのは、自分のところに来て欲しい時。「○○ちゃん、だめよ」という躾の仕方は犬が混乱するだけ。「ダメ!」「NO!」だけで良い。
★制止の躾は言葉ではなく、感情的にならず、身体で覚えさせる。体罰は絶対ダメ!⇒怒らないで「尻や脇腹を手や足でタッチする」「手で噛む仕草をする」など。
★尾をまるめっぱなしの場合は尾を立たせてやる。又は尾にリードわ撒きつけて首とつなぐ。尾を操作すれば心理も変化する。尾が身体の外に出ていれば集中して歩ける。
★犬の躾は幼児期と思春期(3歳まで)が大切。
★「落ち着かない」「噛む」などの行動にはまずリラックスさせることが必要。⇒視界をさえぎってリラックスさせる。リラックスしてから褒めてやると良い。
★恐怖心から「噛む」「飛び跳ねる」「クンクンなく」の行動が出る⇒飼い主との信頼関係に問題あり。
★臭いをかぐ⇒情報を集めている。
★リードを後ろに引くのは「止めるな」の意味。止めさせたい時にはリードを上に引く。
(行為を制止させるには手のひらを見せて制止するのも効果的)
★犬の気持ちを切り替えさせたい時はリードを横に引く。
★不安がっている犬に単に愛情を注ぐのは意味がなく、逆効果の場合もある。愛情よりも不安を取り除いてる助けが必要。
★散歩中に他の犬との接触で耳が立つ⇒尾がまっすぐ立ち、振り始める。⇒興奮から喧嘩モードになる。
 上記の場合、耳が立った時点でリードを横に引いて気持ちを正す。この時リードを後ろに引くと「やめるな」という意味になる。
 犬の顔を向かい合わせにしないようにする。歯を見せるのは「噛むぞ」という警告。
★「だめ!」という言葉では意味がなく、「シッ!」と言って体をつま先や手でタッチ。⇒これは犬の思考をストップさせる行為。
★犬が目をむいて頭を後ろに引くのはパニックになっている証拠。まずリードを上に上げて冷静にさせる。
★小型犬がキャンキャン騒ぐ⇒相手の犬を興奮させる。落ち着いた性格の犬と騒がしい性格の犬を同居させる時は生活スペースを別にすることで不要な衝突を防ぐ。(落ち着いている犬はイラついて噛む行動に出る場合がある)
★ドッグランを散歩の変わりに利用するのではなく、散歩と訓練の後で褒美として利用する。散歩の方が犬の本能を満足させ、ストレス解消になる。(無駄吠え抑制にもなる)
★犬が食事をしている間は決して手を出さない。餌がこぼれても拾わない。犬にとっては餌を盗まれる行為なので噛まれる原因となる。犬が噛むのは、そうなる原因があることを理解しておく。

  
如何でしょうか。なかなか難しいですね。
  躾に関しては当然他のアプローチもあります。共通して大切なのは飼い主の毅然とした態度のようです。